医療事務なら短時間からでも働けます

家事や育児で時間のない主婦の方にも人気な「医療事務」

様々な職業資格を取得できるスキルアップを図る学校や専門学校でも上位にはいる人気の資格でもあります。

筆者も実は医療事務として数年働いた経験があります。

実際の現場で思ったことなどもまとめて説明したいと思います。

始めに、医療事務はどなたでも簡単にできるといろんな宣伝がされていますが、実際はかなり頭を使う仕事です。

「レセプト」と呼ばれる診療報酬明細書を毎月頭に病院に訪れた患者様全員分をチェックします。

大きい病院ならそれは数百名にも及ぶことも…小さい病院でも毎月数十名かもしれませんが、毎月必ずチェックをします。

チェック漏れがあると実際に行った医療行為分のお金がもらえないということになります。

そのチェック漏れが何人も重なると、とても大きな損害になりますね。

なのでしっかりとそのレセプトをチェックすることが主な医療事務の仕事になります。

レセプトは大きく分けて2種類存在します。

医科と歯科に分けられ、それぞれ診療報酬の算定方法が異なります。

さらに医科は外来と入院に分けられ、この2つも算定方法が変わってきます。

まず、医者や看護師が行う診療行為はとても多く数えるのが嫌になるほど存在します。

その行為1つ1つに医科点数といった点数が定められています。

この点数は国が決めているので、全国どの病院でも共通ですので、医療事務という仕事は「場所を問わず勤めることができる」ということです。

そしてその医科点数を算定するためにはそれぞれに条件が存在します。

その条件を満たして初めてレセプトに載せることができるのです。

条件を調べるためには「点数表」という電話帳ほどある分厚い本を見なければなりません。

たった数十名のレセプトでも診療行為1つ1つを調べるには気が遠くなる作業になります。

しかもその請求は毎月だいたい10日までに終わらせなければなりません…

そこで必要なのはより多くの人材です!

たとえレセプトが数百枚あってもそれを4~5人でやるよりも10人、20人でやればとても早く終わることができるはずです。

人材が多ければ多いほど早くチェックが終わり、また1人あたりの勤務時間が短時間で済むことが可能になるわけです。

請求業務は毎月の仕事なので、病院は短時間の勤務でもいいからより多くの人材でチェックをし、請求漏れを防ぐことができれば医療行為をした分のお金が損なくもらえるというわけです!

短時間で働くことができるならば家事や育児に大きな影響なく仕事ができるということで、主婦層に人気が出る。

雇う病院側も短時間で働いてくれる人を多く雇うことによってチェック漏れを防げる。

お互いにメリットが大きいということでこれからもしばらく人気のある仕事として求人が続いていく職業になっていきそうです。